クラシコジャーナル|白衣のクラシコ 公式WEBマガジン

メインメニュー

Packシリーズを呼吸器内科の医師が試着してみました

Contents
呼吸器内科の医師 石川秀雄さん

クラシコのエントリーモデルとも言えるPACKシリーズを、呼吸器内科の医師 石川秀雄さんが試着してみました。サイズ感やコーディネートの参考に、ぜひご覧ください。

試着したスクラブの紹介と着用した方のプロフィール


▼今回試着した商品はこちら


▼今回試着した方のプロフィールはこちら

石川秀雄
えいしん会岸和田リハビリテーション病院
病院長
喀血・肺循環センター長


医師になって39年、回復期リハビリテーション病院の病院長を20年近く務めています。ライフワークは喀血のカテーテル治療である気管支動脈塞栓術BAEです。BAEの累積症例数は世界トップクラスの3800例で査読英語論文数も多数。回復期リハビリテーション病棟に併設された世界的ハイボリュームセンターである喀血・肺循環センターを運営しています。2025年3月にはBAEテクニックを網羅した「喀血治療のベストプラクティス ssBACEマスターノート」(日本医事新報社、フルカラー250頁)を出版しました。

▶︎日本医事新報社 ssBACEマスターノート紹介サイト
▶︎石川秀雄 Wikipedia

身長:172cm
今回試着したサイズ:L

財布に優しい高級感

財布に優しい高級感

開封して手にした瞬間に強く感じたのはスクラブ表面の滑らかさです。ポリエステル100%ですが、じつにシルキーな肌ざわりです。クラシコのラインアップの中では他の半額程度の最廉価版のようですが、にもかかわらず醸し出すこの高級感はさすがクラシコといえるでしょう。白衣より体に密着し夏などは素肌にこれ一枚のみということもあり頻繁に洗濯に出せるように、また色々なカラーを楽しめるように沢山そろえてください!とのクラシコさんの大盤振る舞いなご配慮でしょうか。「財布に優しい高級」はうれしい限りです。

その分デザインはシンプルですが、これは好みの問題で欠点ではありません。デザインがユニークで服自体がとくべつに目立つ必要は職場では必ずしもないからです。私は比較的マッチョ体型で胸囲は100cm以上あり、Lがちょうどいい場合が多いのですが、珍しくこのスクラブは若干ゆったりめです。この若干のオーバーサイズ感は動きやすくするためのものでしょうか。

また滑りがよいのは表面のみならず内面も同様であり、この摩擦抵抗の少なさもまたおそらく動きやすさを狙ったものでしょう。軽度のストレッチ性もあるようです。白衣よりもドクターの作業着というニュアンスが強いスクラブとして、この動きやすさ最重視のポリシーには説得力と一貫性があります。太ももあたりのゆったり感はしゃがみやすさを生んでいます。長さと胸郭周囲長は若干オーバーサイズですが、肩幅はピッタリでした。

スクラブのコーディネート

スクラブのコーディネート

スクラブはセットアップで着ることもありますが、私の場合ほぼ黒っぽいストレッチ素材のパンツに合わせることが大半です。カテーテルをやった日は発汗がさほどでなければそのまま術衣上下で過ごすことも多く、その反動もあるかもしれません。以前はダメージ強めのジーンズをスクラブのボトムスとして愛用していたこともあり、なかなかワイルドでカッコいいと思うのですが、一部の患者さんに違和感を与える場合があるかもしれないと思うようになり最近は封印しています。スクラブの白衣に対するファッション上の優位点はカラーバリエーションの豊富さと上下のコンビネーションの自由さでしょう。

また、病院用ホームページ用の写真撮影や、TVや雑誌などの撮影用にはスクラブの上からブレザー型白衣を羽織ることが多いです。スクラブはドクターのいわば戦闘服。着用すると戦闘状態オンとなり瞬時に気が引き締まる感じで、活動性と力強さの表現になっていると思っています。一方白衣は長年の医師の典型的イメージを醸成する伝統的ユニフォーム。お医者さんらしさと職業的気品を表現しやすく患者さんからの信頼感を構築しやすい場合と若干の職業的威圧感を伴うこともあるでしょう。いずれにせよ白衣一辺倒であった時代と違って、自己表現の幅が広まったのはありがたいことです。

シンプルながらも濃やかなディテール

シンプルながらも濃やかなディテール

シンプルなデザインが特徴のPACKシリーズですが、胸ポケットには際立った個性があります。二重構造になっており、かつ浅めなのです。この深さが絶妙な設定でボールペンの下端がちょうどポケットの底で支えられる感じです。すなわちクリップと先端の2点でボールペンがサポートされていて極めて安定しており、クリップが脱落してポケット内に落ちているという”うざい”状況を防止してくれます。循環器研修医なら持ってるディバイダーや心電図定規なども整頓して入れやすい、ちょっとしたギミックです。

胸ポケットは小さめなのでIPhonePlusに大きめのカバーを装着しているとでかすぎて入らないのですが、それを補うべく、腰あたりの左右のポケットはたっぷりサイズです。皺が寄りにくいのも特長で、妻が裾上げをするときに折り目が付きにくくて苦労したほどでした。またパンツのベルト代わりの紐が特徴的で、きしめんのごとく、いやきしめん以上に幅広でした。円柱状であるよりも左右の紐の結紮部分の接触面積が広いことによる弛み防止機能が期待され、ハードな動きをしっかりサポートしてくれそうです。

シンプルながらも濃やかなディテール
​​
▼今回試着した商品はこちら


ABOUT Classico クラシコについて


「なぜかっこいい白衣がないのか?」私たちクラシコは、医師の一言から白衣づくりを始めました。2008年の創業以来、いつもきれいで気持ち良く仕事ができる、そんな医療ウェア作りを目指してきました。スタイリッシュでお洒落なシルエットの白衣、そして着る人の気持ちを幸せにし、自信を溢れさせ、ときには気持ちを引き締め、患者さんや医療従事者のまわりの人たちに良い印象を与える白衣を目指して医療ウェアを作り続けています。

医師が一度は着てみたい白衣ランキング1位に選ばれ、白衣をはじめ、スクラブ・ケーシー・ナース服・聴診器や、医療チームの一体感を高めるチーム白衣・病院ロゴ刺繍なども承っています。

クラシコとは
おしゃれ白衣のクラシコ 公式通販サイト
クラシコ店舗のご案内はこちら


あわせて読みたい関連情報
DECOシリーズをフリーランス助産師が試着してみました
クールテックを糖尿病内分泌内科の医師が試着してみました
クールテックシリーズのスクラブを腎臓内科の医師が試着してみました

クラシコの関連商品(白衣・スクラブ・ナース服)

#メンズ #スクラブ #ドクター #PACK #呼吸器内科
Classico ONLINE STORE CLASSICO SHOP INFO GELATO PIQUE Du fond du coeur Classico The tailored lab coats Ronherman x Classico チームで着よう 導入事例紹介
TOPへ
close