チーム白衣導入実績

杏林大学医学部麻酔科学教室

杏林大学医学部麻酔科学教室

病院・チーム紹介

杏林大学医学部麻酔科学教室は、麻酔科専門医、集中治療専門医、ペインクリニックおよび緩和ケア専門医がおり、手術室の麻酔管理のみならず、手術室以外の臨床でも幅広く活動しています。

当院の中央手術室では年間約7000例の手術の麻酔管理を行っております。手術予定の患者さんが無事に手術を受け、順調に回復するには、麻酔中の管理だけでなく、術前・術中・術後を通して一貫した周術期管理を多職種でチーム医療として行うことが重要です。

そのために、当院では2017年に周術期管理センターを開設し、患者さんが安全かつ安心して手術を受け、合併症なく退院できるよう、様々な取り組みをしてきました。

チーム白衣・スクラブ導入の目的・感想

杏林大学医学部麻酔科学教室の先生方にクラシコの白衣・スクラブの感想をインタビューしました。



「着てる気がしないような肌触りや軽さ」

杏林大学医学部麻酔科学教室
主任教授
萬知子先生

麻酔科医は、手術の侵襲を受ける患者さんの命を守ることが仕事です。患者さんにとっては手術のための麻酔は安全であることが当たり前です。飛行機に乗るときに安全に飛行できることを期待しているのと同じです。

麻酔科医はいわばパイロットのような役割を担います。麻酔中は、患者さんの体の状態を常に監視し、麻酔薬の投与、麻酔機器の操作、また、ときには緊急事態には迅速に応援に駆けつけたり、素早く緊急処置を行ったり、身体を動かすことが多い仕事です。

そういった仕事の中で身に付けるオペ着は仕事のスイッチを入れる存在として、とても大事だと考えていますが、これまで経験してきたオペ着のほとんどが着心地の悪いものでした。そして、これまでの私は、オペ着をそういうものだと思っており、何も不思議に思わなかったのです。


今回、クラシコのオペ着を導入して感じたのは、今までのオペ着にはない着心地の良さです。ほとんど1日中オペ着を着用している麻酔科医にとって、着ている気がしないような肌触りや軽さはとても気に入っています。肌に優しいとも感じますね。

また、シワになりにくいことやストレッチ性があるのも良い点です。私はユニフォームは完全に自分と一体化していなければならないものだと思っていますが、PACK(パック)スクラブは、かがんだり、下を向いたりした時も動きやすいですね。シワになりにくいことで、清潔感も感じられます。

このユニフォームなら、若手の医師も、麻酔科で働きたい、仲間になりたいと思ってくれるのではないでしょうか。当然、患者さんから良い印象をもたれやすいと思います。


麻酔科は病院の中では手術の安全性の確保はもちろん、術後の集中治療室での管理や、痛みの管理などを行う重要な部門です。だからこそ、若い医師たちが喜ぶユニフォームを導入できたことはとても良かったです。麻酔科のメンバーたちが良い気持ちになって頑張る姿を見て、病院の幹部の方々も今回のユニフォーム変更によい印象を持ってくださったと思います。



「クラシコを着て働いていると幸福度が違う」

杏林大学医学部麻酔科学教室
准教授 / 医局長
関博志先生

どの業種でもそうだと思いますが、組織の存続のためには新人獲得が最重要課題とされています。研修医が入りたくなるような環境、働いている人がよりハッピーになれる環境を作るようこころがけてきました。

例えば若手医局員から、「当直室のマットレスを寝心地のよいものに変えてほしい」という要望がありましたが、睡眠の質が上がれば仕事のパフォーマンスも上がると考え、病院に交渉して変更してもらいました。

そういった取り組みを進める中で、ある日「デザインで世界を変える」というTV番組で、新人が入らない町工場の制服をデザイン性が高いものへ変えたら、新人採用が上手くいったという話を見ました。


麻酔科でもこれは活かせると思ったのが、ユニフォーム変更のきっかけです。初期研修医が麻酔科で研修する時や、外科の研修で手術に入っているときには、無意識のうちに麻酔科医の姿が目に入ります。

日々目にしている麻酔科医がかっこいいスクラブを身につけていればインパクトがあるだろうし、研修医の中でそれをきっかけに麻酔科に良い印象をもってくれる人が出てくれば、結果的に麻酔科を目指してくれる人が増えるかもしれません。また、今働いているみんなのモチベーションも上がるだろうと考えました。

ユニフォームを選ぶ上では様々なものを見ました。自分たちの衣装ですから、できるだけ全員に参加してもらいながら、選んだのがクラシコです。


クラシコのスクラブは、デザインの違いが一目で分かります。日常生活でも気に入った服を着ていると気持ちが上がるように、クラシコのスクラブを着て働いていると、幸福度が違うと実感しています。
ユニフォーム変更で目指したことに、しっかり近づいていると思います。



「チームの理念に対して同じ方向を目指す意識が強くなった」

杏林大学医学部麻酔科学教室
専任助教
本保晃先生

クラシコの製品は、2010年頃に出向した病院で初めてクラシコ白衣と出会いました。それ以来、クラシコのファンとなり今でもずっと愛用しています。
クラシコに出会う前に着ていた白衣は生地が薄くてパリパリでしたので、クラシコのデザインと耐久性がとても気に入りました。特に衝撃的だったのはスーツのような背裏のデザインでとてもかっこいいなと思いました。


クラシコのスクラブは、今回のチーム導入で初めて着用しましたが、着ていて全くストレスにならないですね。導入前まで使っていた手術着だととても動きづらくて、当直中に仮眠を取る際には、みんな他のスクラブに着替えてしまっていましたが、今ではまったくそういったことがなくなったと思います。

ストレッチがしっかり効いているので、麻酔手技がやりにくいことは全くありません。ポケットも大きく、診療に必要なものがしっかり入り、また落ちにくいのでとても気に入っています。

今回、スクラブの色の選定や刺繍デザインは私が担当したのですが、医局員のみんなに何回もアンケートを取りながら、他とは異なる今までにないカッコいいデザイン、ひと目で麻酔科とわかる視認性などを意識して、刺繍のフォントなどからとことんこだわりました。刺繍の仕上がりを見た時は本当に嬉しかったですし、スクラブ作りはとても楽しかったですね。


チームスクラブを導入してみての結果としては、チームの統一感がより高まったと思います。麻酔科は多様性のあるユニークな診療科であり、一見チームプレイでないイメージもありますが、杏林大学麻酔科としての理念に対して同じ方向を目指しているなという思いがより一層強くなったと感じます。
チームスクラブ導入後は、他科の医師や看護師から「麻酔科のユニフォームカッコいいよね!」と言ってもらえてとても嬉しいです。



関連リンク

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